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怒りの原因の根本には「べきねばならぬ思考」が数多く見受けられます。べきねばならぬ思考とは、「~すべき!!」「~ねばならない!!」と無理やり自身の固定観念にはめ込もうとしている思考です。白黒で物事を考える状況に近い思考回路かもしれません。
あなたの「べきねばならぬ思考」はいつ生じたのでしょうか?どこで身に付けたのでしょうか?誰によって育てられたのでしょうか?どの様な過程の中で培ったのでしょうか?その思考によってどう助けられることがありましたか?
【質問】
もし「べきねばならぬ思考」に陥ってしまったときは、一度『何故そう考えるのか』を問いかけてみてください。もしかすると相手に対して「~して欲しい」との思いが隠れているかもしれません。「普通は〇〇するべきなのにこいつはしない!(私は常にそれを望んでいるのに。)」といった思いが潜んでいるかもしれません。
怒りは排除すべき感情なのでしょうか。もしかすると怒りは対象となる相手へ何か伝えたい感情が潜んでいるのかもしれません。
もしかすると怒りの先には、
もっとあなた自身を見て欲しい寂しさなのかもしれません。
もしかすると怒りの先には、
どうしても譲ることのできない強い想いなのかもしれません。
もしかすると怒りの先には、
思い通りに物事が進んでいかない不満なのかもしれません。
もしかすると怒りの先には、
本心としての欲求が満たされない悲しさなのかもしれません。
怒りはあなたに気づいてもらいたがっている他の感情の代弁者なのかもしれまん。
あなたの感情はいつだってあなたにとって味方なのです。意味があって怒っているのだと思います。ですから一度その怒りを大切に扱ってみてください。十分に怒りを感じてみるのも悪くは有りません。
怒りはとても強いエネルギーです。怒るには体力が必要です。少なくともよく怒りを表現する人はある程度の気力の持ち主です。怒る気力も湧いてきません。もしあなたが怒りに満ちてい
るのであればあなたは力強いエネルギーの持ち主とも言えます。怒りの表現さえ正せば物事を大きく変えることのできる存在に成り得ます。
怒りを抑えることが必ずしも良いとは限りません。怒りの表現の仕方さえ適切に示せばいいのです。よく「怒ってはいけない」とか「もっと冷静にならないと」と思うことがあるかもしれません。そのこと事態は感情に流されない大人としての対応として素晴しいでしょう。しかし時には怒ってみるのも良いものです。無自覚に怒りを募らせ溢れさせるのではなく、素直に「私、今怒っていますよ。」と示してみるのも時には良いものです。
以上の事柄を纏め、以下の3つの質問を答えてみてください。
(*ポイントとしてシンプルに!!考え出すとあーだこーだ色々と出てくるかもしれません。そんな時な質問に対してシンプルに考えてみてください。)