本文へスキップ

東京・神奈川(横浜・川崎)で活動している心理カウンセリングルーム

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.044-572-7199

| サイトマップ | プライバシーポリシー |

処方箋との向き合い方How to Take Medicines

このページは主に心療内科で処方される心因性精神障害(精神的ストレスが原因となる背症状)に対する薬について心理カウンセリングの立場から言及した内容です。病気・薬全版ではありませんのでご了承ください


これから新たな薬を使用する際に知ってほしいこと

  • 薬の使用に対して良いイメージを持たれず抵抗を感じている方
  • 医師から処方された薬に対して効果を感じられず使用を続けている方
  • 処方された薬の効果が薄れ日に日に増量・強い薬へと移行している方
  • 薬に対して効果は感じられるもののそれ以上の副作用に悩まされている方
  • 現在使用している薬の種類と具体的な効果が何なのかよく分かっていない方


薬・処方箋とは

よく勘違いされがちなことですが、薬を飲んだら症状が回復すると考える方がいるかと思います。残念ながら基本的な症状は回復しません。症状が回復するとは、現状苦しんでいる症状なり精神的ストレスから開放されることを意味します。正確には回復ではなく、症状が薬の効果で一時的に抑えられるものです。
中には心身相関として薬で抑えられた症状が心理的に楽になり安心し、その結果悩まされていた症状が軽減する可能性もあります。何れにせよ、薬に対する過剰な期待をすること無く正しい取り扱いの元使用してください。薬を投与する前に医師は患者に説明する義務があります。必ず話はされているかと思いますのでよく説明を聞いて相談しながら薬を使用してください。



薬との付き合い方

では薬は意味が無いものなのかと感じるかもしれません。ご安心ください、そんなことはありません。薬には薬としての効果が十分に認められるものです。

心因性の(主にストレスから成る)症状に対する根本的な回復と致しまして当社の立場から当然ながら心理カウンセリングをお勧めします。心理カウンセリングとは、症状の根本を見直し、原因と対策をクライアントと共に探り出す作業でもあります。根本的な解決、または症状との付き合い方を探っていきます。しかし、カウンセリングは主に長い期間を有する場合があります。現状のいざ直面している心の症状に対して即効性があるばかりでは有りませんし、むしろ心の症状に直面することによって余計苦しみを伴う可能性も十分にあります。

そんな時に、現在直面している症状を和らげる効果が期待できるのが薬です。直面した症状に対して今現在をどうにかするには薬が効果的な場合が多いでしょう。例えば不眠症で日中の作業に支障をきたしているのであれば正しい睡眠薬を使用するのも効果的かもしれません。

薬だけでは根本的な解決は難しいかもしれませんし、カウンセリングだけでは即効性が弱い場合が有ります。現在取り巻いている心理的な症状を薬で抑え、その症状の原因となる根本を心理カウンセリングで改善していく。薬とカウンセリングを上手く活用してあなたの心の症状に向き合ってみるのが心理カウンセラーとしてのお勧め方法の一つです。


状況によって、薬の使用で根本的な解決に向かう場合もありますし、1回の心理カウンセリングで即効性のある解決が望める場合もあります。



薬の副作用

基本的に効果的な薬には副作用が伴うものです。薬の効果には、症状に対した「主作用」と症状以外に対した「副作用」があります。多くの薬の性質には複数の作用を伴っています。そのため、症状とは異なる効果も発揮される場合があるのです。体内物質が薬を通し外因為的にコントロールされる訳ですから当然何かしらの変化が伴います。変化が伴わなければ薬の効力が望めないと言っても過言では無いのかもしれません。簡単に言ってしまえば、薬は良くも悪くも体のバランスを変化させるのです。

何れにせよ薬を投与されてそれで終わりにせず、効果の主作用と副作用の両面を医師・薬剤師に伝えよく相談してください。特別主作用よりも副作用の効果が大きいようでしたらすぐに医師・薬剤師に相談してみてください。その場合は他の薬で代用し様子を見るのが望ましいかもしれません。


  • 副作用の種類

主な副作用としては
副作用は目や口、鼻、耳、肌、内臓器官、感覚刺激と神経過敏、性、筋肉及び筋肉の共同作用、睡眠障害等発症する器官は多岐に渡ります。薬を使用したことによってどのような変化が起きたか注意してみてください。



薬を使用する際の注意点

薬を使用する際に注意しなければならないのはその薬があなたに合っているかどうかです。症状の緩和以上に副作用に悩まされたり、薬の効力が感じられなかったりした場合は医師と相談しながら他の薬を試してみてください。
医師には正確にあなたにあった薬を客観的に判断することは難しいものです。患者のレスポンスを元に試行錯誤しながら選び出しています。あなたの主観的な効果と医師からの判断で症状に合った薬を探し出すことが何よりも大切です。
又、あなたに合った薬でも、何度も使用している内に体が薬に慣れてしまい更に強いものへと移行してしまうことがあります。くれぐれも薬に頼りすぎることなく、根本的な症状の原因の追究と対策は並行して取り組んでください。



*注意*

薬の処方に関しては医師免許による国家資格が必要となります。このページに書かれた内容は心理カウンセリングの立場からの一般的な内容です。このページの内容と医師からの話で食い違う点がございましたら必ず医師の指導に従ってください



ココロの処方せん

ハートウッド心理カウンセリング公式ブログの中に「ココロの処方箋」というものを展開しています。こちらは特定の心理症状(気持ち)を分解、分析しどう対処すればいいのかを心理学理論に結び付け遊び心満載で展開したものです。困ったときに参考程度に読んでみてください。