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東京・神奈川(横浜・川崎)で活動している心理カウンセリングルーム

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FAQ:よくある質問Frequently Asked Questions


Q:心理学なんて信用できない!

A:そうですよね、心理学は決して万能ではありませんからね。
心理学は天気予報と同じです。100%鵜呑みに信じてしまうと人としての本質に偏った認識しか与えません。あくまでも参考程度として受け止めて頂けると幸いです。(正確には天気予報の方が学問としては信ぴょう性がある程なんです。)
もう一つの理由として本来の理論が独り歩きし、間違った認識の基世に広まることが多々あります。その間違った理屈を科学と言われても信用できないのは当たり前ですよね、、、

心理学の全てが信用できない訳ではないと思います。生活に役立つ理論や原理も多々あります。広い視野を持ってご自身で判断して頂けると良いかと思います。


【もう少し具体的に】
心理学とは「心の科学」と言われた学問です。そして科学とは客観性が必要です。目で確認することのできない心のあり方を客観視するためには「数値」を用います。この数値は「統計学」を基に組み立てられます。つまり心理学は現在まで統計学から成立った学問なのです。

この統計学が厄介なのです。学術的な内容を言い出せば限が無いので割愛いたしますが、心理学で用いられる統計学は(雑に纏めてしまうと)10人中9人に当てはまることは心理学という科学として公認できます。この内の1人は例外として扱われてしまうのです(正確にはもっと細かい数値や厳密なルールの基実験はされていますので誤解の無いよう)。もしくは10人中6人以上当てはまる内容は科学的に認定されなくても「○○な傾向がある」として世に認識される場合があります。自然科学ではもっと厳密な数値に乗っ取った統計を用いています。

因果関係に関しても曖昧な点はあります。これらの理論が研究者の都合に良い数値だけで作られた結果であったり、伝えての理屈に合わせ形を変えさせられたり、インパクトだけの分かり易いだけの簡素な表現に言い換えられることも多々あります。コミュニケーションの9割が非言語で成り立ってはいませんし、ましてや血液型と性格との関係性なんて認識すらされていません。心理テストと呼ばれるものは心理学とは分けて考えて頂きたいです。このようなデタラメはある種の偏見や差別を生みかねませんね。お気を付けください。


しかし!!心理学も密接に生活の役に経っていたりもするんです。交通事故の防止策や工場現場での安全対策、危険物を取り扱う操縦のためのボタンの配置、販売促進のためのマーケティング等その他にも立体映像は視傾の原理から成立っていますし、生理心理学の分野では医療の発展に関わっています。



心理学的理論や概念に絶対的な信頼を寄せるのは危険かもしれません。ですからご自身の中で判断し、参考にしていただける使い方をして頂いたく方法をお勧め致します。


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