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うつDipression

何に対してもやる気が起こらず息苦しく感じている方へ

  • 自分の限界を超えてはいませんか?
  • 本当に望んではいないことに一生懸命に成りすぎてはいませんか?
  • 環境に変化に対応しきれていない感はありませんか?


職場での人間関係・仕事の重圧や責任とプレッシャー、結婚と離婚・子供の成長に伴う家庭環境の変化、経済的不安等様々な要因からあなたの気持ちに大きな変化を与えるたりもします。モチベーションが上がらなかったり、やる気の起こらない状況とはむしろあなた自身への最終的なブレーキかもしれません。

今一度自身に置かれた現状を見埋め直してみるのもいかがでしょう。あなたにできることできないこと、望んでいること避けていること、すべきこと、すべきでないこと、心地よく感じているもの不快に感じているもの、楽しんでいること苦しんでいること。気持ちの浮き沈みは人として当たり前にあることですが、限度を越えるとこの先に対する不安を感じることもあるかと思います。

そのときは一度『今、あなた自身が何を感じているか』を何よりも大切にしてみて下さい。
心の状態は目で測れません。周りがどうとかこの位は自分で何とかしないと感じたりする必要はありません。


何かと一生健頑張ろうとしている方…
頑張り過ぎなくても良いのですよ。あなたのその頑張り過ぎがうつを引き起こしている可能性だってあります。


『うつ』の正しい認識として

一般的に『うつ』と言われている症状も三つの水準(抑うつ/抑うつ神経症/精神病)に分けられています。

◆抑うつ

日常生活の中で気分の落ち込みはあるかと思いますが、この気分の落ち込んだ状態を抑うつ状態と呼びます。これはいわゆる誰にでも起こりうるごく自然な気持ちの状態です。

◆抑うつ神経症

気分が落ち込みモチベーションの低下や合理的でない考え方を生じます。このように生活に支障をきたしてくると神経症として扱われます。神経症であればカウンセリングを通し改善の余地は十分にあります。

◆精神病(躁鬱病)

抑うつ神経症から更に悪化すると体内物質のバランスが崩れてしまいます。この状態を心と脳と身体症状からなる精神病(いわゆる病気)として扱われます。この状態になってしまうと体内の神経物質の均衡を図るため、薬による治療が必要とされます。


一言にうつと言っても医学的には様々な気分障害として分類付けされています。
問題なのは、誰にでも起こり得る気持ちの落ち込む時期を言葉任せに「うつ」と呼ぶことです。恐らくその「うつ」には精神病的な意味合いとして過剰に分類してしまうことも容易に考えられます。


精神病理学からの見解

一種の目安として、精神病として扱われている内の一つ『大うつ病-major depression-』の状態をアメリカ精神学会の発行している統計マニュアルであるDSM-Ⅳ-RTから一部抜粋致します。

以下の項目のうち5つ以上が同じ2週間の間に存在している方は一度医師へのご相談をお勧め致します。
あくまでも一部抜粋です、参考として受け入れて下さい)

  1. その人自身の言明(例:悲しみまたは虚無感を感じる)か、他者の観察(例:涙を流しているように見える)によって示される。ほとんど一日中、ほとんど毎日抑うつ気分。注:小児や青年ではいらただしい気分もありえる

  2. ほとんど一日中、ほとんど毎日の、すべて、またほとんどすべての動きにおける興味、喜びの著しい激減(その人の言明、または他者の観察によって示される)

  3. 食事療法をしていないのに、著しい体重減少、あるいは体重増加(例:1ヶ月で体重の5%以上の変化)、またはほとんど毎日の、食欲の減退または増加

  4. ほとんど毎日の不眠または睡眠過剰

  5. ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または抑止(他者によって観察可能で、ただ単に落ち着きがないとか、のろくなったという主観的感覚ではないもの)

  6. ほとんど毎日の疲労感または気力の減退

  7. ほとんど毎日の無価値感、または過激であるが不適切な罪悪感(妄想的であることもある、単に自分をとがめたり、病気になったことに対する罪の意識ではない)

  8. 思考力や集中力の減退、または決断困難がほとんど毎日認められる(その人自身の言明による、または他者によって観察される)

  9. 死についての反復思考(死の恐怖だけではない)、特別な計画はないが反復的な自殺念慮、または自殺企図、または自殺するためのはっきりとした計画

心のどこかで何か気になるようであれば、心理カウンセリングをお勧め致します

最後に心理カウンセラーとして『人は皆、きっとどこかに価値があるもの』と信じています。罪悪感、憎悪感、将来の不安、無気力状態、気分の落ち込む時は様々なネガティブ感情に苛まれてしまうかもしれません。それでも尚ご相談に来ていただけるのであれば一つ一つ丁寧にあなたに寄り添って行けたらなと思います。


『うつ』に関する主な心理療法